【祭壇置き方】後飾り祭壇の飾り方やお供え物などについて解説

最終更新日:2024/12/14

【祭壇置き方】後飾り祭壇の飾り方やお供え物などについて解説

祭壇の置き方に悩む方々に向けて、後飾り祭壇の基本の置き方について解説します。
また、お供え物の種類など、祭壇に関する情報を身につけましょう。
故人とのつながりを感じながら祭壇を配置し、家族の一員としての尊厳を守りましょう。

後飾り祭壇の置き方について

ご逝去された方を偲び、ご冥福をお祈りするための後飾り祭壇。
故人の霊前で手を合わせ、安らかな眠りを祈る大切な場です。
しかし、後飾り祭壇の置き方や、どのような供え物をするべきかなど、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、後飾り祭壇の飾り方や、準備するもの、お供え物などについて解説します。
後飾り祭壇の準備に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。

後飾り祭壇とは?

後飾り祭壇について教えてください。

生徒
先生

はい、火葬後の遺骨や位牌は自宅で安置します。
これらを祀るために祭壇を設けるのですが、この祭壇を後飾り祭壇と言います。

「仮祭壇」や「自宅飾り」「後壇」、一部の地域では「中陰壇」とも呼ばれます。
多くの場合、火葬場から帰宅してすぐに、祭壇を設置する場合が多いです。

後飾り祭壇の置き方:家のどこに置く?

後飾り祭壇は自宅のどこに置くのでしょうか?

生徒
先生

基本はお仏壇の前に設置します。
仏壇がない場合は、生活の妨げにならないスペースに安置すると良いでしょう。

弔問客が来ることを想定する場合は、お参りしやすい場所を選ぶのも良いかもしれません。
ただし、神棚の下やトイレの近くへの設置は、可能な限り避けましょう。

後飾り祭壇の置き方:どのように飾る?

後飾り祭壇の飾り方についても教えていただけますか?

生徒
先生

はい、3段の祭壇の場合は、上段に遺影と遺骨を置きます。
そして中段に仮位牌を安置します。
下段には香炉、火立、線香台などを置くのが一般的です。

2段の祭壇の場合の置き方は、上段に遺影、仮位牌、遺骨を置きます。
そして下段に、香炉、火立、線香台などを安置します。
もし祭壇に乗り切らない場合は、祭壇の前に小さなテーブルを置くと良いでしょう。

祭壇に供えるお供え物について

祭壇にはどんなお供え物を供えればいいですか?

生徒
先生

基本は、ご飯、水、お茶、御膳、花、お菓子の6つです。
ただし、宗教宗派によって違いがありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

ご飯、水、お茶、御膳は、1日1回交換します。
花は毎日交換しなくても問題ありませんが、傷んだり枯れたりする前に交換しましょう。
お菓子は特に決まりはありません。
和菓子を供えることが多いですが、故人が好きだったお菓子を供えても大丈夫です。

後飾り祭壇の期間と後片付け

最後に、後飾り祭壇はいつまで置くのでしょうか?

生徒
先生

後飾り祭壇の期間は、宗派や地域によって異なりますが、一般的には四十九日法要までとされています。
四十九日法要後に納骨を行い、後飾り祭壇を片付けます。
後片付けの際には、位牌は仏壇に移動させ、遺影は大切に保管します。
お供え物は、感謝の気持ちを込めて処分します。

後飾り期間中は、毎日お供え物を替え、線香をあげ、故人を偲びます。
期間が終わると、位牌を本位牌に替え、仏壇に安置します。

後飾り祭壇に関する注意点は、まず片づけるまで清潔に保つこと。
毎日お供え物を替え、祭壇を清潔に保ちましょう。
また、火の取り扱いにも注意します。
ローソクや線香を燃やす際は、火の始末をしっかりと行いましょう。

祭壇の置き方まとめ

すごくためになりました。
参考にしながら祭壇を配置しようと思います。
ありがとうございました!

生徒

後飾り祭壇は、故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを伝える大切な場所です。
この記事で紹介した情報を参考に、故人のために心を込めて後飾り祭壇を設けましょう。

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仏壇の教科書 サイト管理者

作成者: 仏壇の教科書 サイト管理者

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