身内の葬式に参列する際の立ち振る舞いやマナーについて解説

最終更新日:2024/12/30

身内の葬式準備と振る舞いマスター: 失礼のない参列のコツ

身内の葬式にいざ参列となると、どのような服装や言動をとれば良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、身内の葬儀に参列する際の立ち振る舞い方とマナーについて解説します。

身内の葬式に参列:適切な立ち振る舞いとは

身内の葬儀は、人生において避けて通れない経験の一つです。
故人を偲び、遺族を支えるためにも、正しいマナーを守り、参列したいものです。
本記事では、身内の葬式に参列する際の立ち振る舞いやマナーについて解説します。

葬式において何をすべきか?身内の振る舞いについて

身内の葬式が近日執り行われます。
私はどう振る舞うべきか、全くわかりません。

生徒
先生

初めての葬式は、誰でも混乱し不安を感じるものです。
葬儀は基本的に、葬儀社が取り仕切り、進行します。
ですから、葬儀社の進行に従えば、問題なく葬儀に参列できるでしょう。

ただし、参列者の応対や、葬儀社とのやりとり、あらゆる判断などを、遺族が行うことになります。
もし遺族の手が足りない場合は、身内の手を借りることもあるでしょう。
その際は、理解して遺族に寄り添いつつ、できるお手伝いをするようにしてください。

葬儀に参加する準備と注意すべき行動

わかりました。
では、身内の葬式に参列する際、どのような準備をすべきですか?

生徒
先生

参列者が注意すべき準備と行動として、まず葬式に適した服装を準備します。
葬式では、喪服が基本です。
女性の場合、黒のスーツやアンサンブル、黒のストッキング、黒のバッグを身につけるのが基本です。
アクセサリーは結婚指輪のみOKとされていますが、洋装の喪服の場合はパールネックレスを着用しても大丈夫です。

男性の場合は、黒色のスーツに白いワイシャツ、黒いネクタイを着用します。
靴も黒色を選び、派手なアクセサリーや腕時計は控えます。

葬式当日の持ち物は、袱紗、香典、数珠は必ず持参します。
必要に応じて、ハンカチや財布も持っていきましょう。

注意すべき行動として、携帯電話の使用が挙げられます。
おそらく多くの方が葬式当日持参すると思いますが、葬儀中は携帯電話の電源を切るか、マナーモードに設定しましょう。
着信音が鳴り響かないよう、十分に注意が必要です。

葬式で身内も香典を渡す?

持ち物に香典が挙げられていますが、身内の葬式の場合でも、香典は用意しなければなりませんか?

生徒
先生

もちろんです。
身内の葬式に参列する場合でも、香典を用意するのがマナーです。

香典は故人との関係性の深さによって、金額は変動します。
身内の場合は、一般参列者の相場よりも高額を包むことになるでしょう。

ちなみに通常の身内の場合、1~5万円程度が香典の相場です。
故人が両親の場合は、5~10万円程度の相場となります。

渡す人の年齢によっても香典の相場は変わります。
葬式で香典を渡す際は、故人との関係性と自分の年齢を考慮した金額を包んでおきましょう。

葬式での基本的な振る舞いと注意点

葬式で私が注意すべき振る舞いについて教えていただけますか?

生徒
先生

葬式での基本的な振る舞いとしては、まず時間に遅れないようにすること。
葬儀は厳粛な儀式です。開始時刻に遅刻しないように、余裕を持って会場に到着しましょう。
また、葬式では焼香をします。
その際もマナーを守りながら行うことが重要です。
香炉に近づきすぎたり、焦がしたりしないように注意しましょう。

焼香では順番を守ることも大切です。
まず喪主が焼香を行い、次に遺族が行います。
その後で身内も焼香をすることになります。
おそらく葬儀社のスタッフが焼香のタイミングの時に誘導してくれると思いますので、それに従えば問題ないでしょう。

焼香の作法は、宗派によって少し異なります。
どの宗派か前もって確認し、その宗派にあった作法で焼香を行えるようにしておきましょう。

遺族への配慮も忘れずに

とはいえ、身内の葬式なので、遺族にどのように接したらいいか悩みます。

生徒
先生

たしかに葬式は、遺族にとって辛い別れの時です。
そのため、遺族への配慮を忘れてはなりません。
遺族を見つけたら、優しく声をかけ、故人を偲ぶ言葉をかけましょう。

可能であれば、手伝いを申し出ても良いかもしれません。
遺族は、葬儀の準備などで忙しく、心身ともに疲れていることが多いです。
手伝いを申し出たり、何か力になれることがあれば積極的に行動しましょう。

感情の起伏に配慮することも大切です。
遺族は、突然の別れに悲しみ、怒り、後悔など、様々な感情を抱いていることがあります。
その感情を受け止め、寄り添う姿勢が大切です。

まとめ

そうですね、配慮することを忘れずに、自分にできることを考えて行動に移すようにします。
たくさん教えていただきありがとうございました。

生徒

身内の葬式に参列する際は、服装や香典など、様々なことに注意が必要です。
しかし、大切なのは、故人を偲び、遺族を思いやる気持ちです。
この記事を参考に、心から故人を送るための準備をしてください。

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仏壇の教科書 サイト管理者

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