突然の訃報に接し、慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。
身内の不幸に際し、葬儀に参列する際に知っておきたいマナーなどを解説します。
対処法とマナーの学び
身内に不幸があったとの連絡を受けたら、慌ててしまう方も多いはず。
どのような対応をすればいいか、この記事で解説します。
葬儀に参列のマナーなど、知っておきたいことをまとめました。
服装、香典など、葬儀に関する疑問にもお答えします。
身内に不幸があったと連絡を受けたらとるべき行動
身内に不幸があった時に何をすればいいのかわからないのですが、初めに何をするべきですか?
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一報を受けたときには安否を確認し、葬儀の日時や場所など詳細を確認しましょう。
また、自分たちの出席の可否を家族で話し合い、確定次第、早急にその旨を伝えましょう。
最初に行うべきことは、詳細の確認と出席の決定です。
これにより、葬儀を主催する側の準備もスムーズに行えますし、自分たちの準備時間も確保できます。
その後で、会社や学校に連絡を入れましょう。
明日の朝に会議などの予定がある場合は、取り急ぎ亡くなったことだけでも伝えておくと良いでしょう。
身内に不幸:葬儀に参列する際の服装について
葬儀に参列する際、どのような服装をすればいいのでしょうか?
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葬儀に参列する際は、基本的に喪服を着用します。
身内の葬儀の場合は、正喪服もしくは準喪服を着用するのがマナーです。
正喪服は、喪主と三親等までの親族が着るものです。
一般的に、身内は二親等(祖父母・兄弟・孫まで)とされることが多いです。
そのため正喪服を着用するといいですが、準喪服でも問題はありません。
葬儀での言葉遣いや振る舞い
葬儀で気をつけたい言葉遣いや振る舞いについて教えていただけますか?
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葬儀では落ち着いた言葉遣いを心掛けることが大切です。
また、笑い声や大声を立てるのは故人への敬意に欠けると受け取られますし、他の参列者を不快な気持ちにさせる恐れがあります。
そのため、慎ましい態度で参列するようにしましょう。
葬儀では不適切な言葉遣いや行動が、他の参列者の感情を傷つける可能性があります。
そのため、落ち着いた言葉遣いを心掛け、慎ましい態度を保つことが望まれます。
香典の準備について
葬儀に参列するとなれば、香典も準備したほうが良いですよね。
どのくらいの金額を包めばいいでしょうか?
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身内への香典の相場は、故人との関係性や年齢、地域、家庭によって異なります。
一般的に、故人が祖父母の場合は、1万円~3万円が相場です。
故人が親の場合は、20代で3万円~10万円、30代~40代で5万円~10万円、50代以上で10万円以上が目安です。
故人が兄弟姉妹の場合は、1万円~3万円が相場です。
お札は香典袋に包み、さらに香典袋は袱紗に包んで持参するのがマナーです。
弔事の場合の袱紗は、紺やグレー、紫などのダークカラーのものを選びましょう。
身内に不幸:忌中の期間はいつまで?
身内に不幸があると、忌中になりますよね。
いつまで忌中の期間は続くのでしょうか?
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忌中は、故人が亡くなってから四十九日法要が行われるまでの期間を言います。
もともとは死の穢れを広めないために、外出を控えて精進料理を食べる期間でした。
身内に不幸があっても、現在は仕事や学校へ行き、普通の食事のすることが一般的です。
ですが、故人を偲び、悲しみを癒す期間であることに違いはありません。
ちなみに、忌中の期間にしてはいけないとされていることは、以下の通りです。
- 神社への参拝
- 結婚式などのお祝い事
- 新年のお祝い
まとめ
ありがとうございます。
葬儀へのマナーについて新たな理解が得られました。
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身内に不幸があった場合、やるべきことが多く、心身ともに辛い状況であると思います。
しかし、一つ一つ丁寧に進めていくことで、故人を送り出すことができます。
葬儀に参列する際は、マナーを守った行動をとるようにしましょう。