告別式の受付担当になった場合の挨拶や当日の流れ、マナーを解説

最終更新日:2024/12/09

告別式受付担当者の挨拶マナーとポイント 初めての方へ具体的なアドバイス

告別式の受付は、故人への最後の別れを送り、ご遺族を支える大切な役割です。
しかし、初めて担当する場合、どのようなことに注意すれば良いのか、どのように振る舞えばいいのかと不安に思う方も多いでしょう。
そこで、告別式の受付担当になった場合の挨拶、当日の流れ、マナーについて解説します。

受付の役割と重要性

告別式の受付は、故人への最後の別れを演出する重要な役割を担います。
参列者の方々へ温かく、そして丁寧な対応をすることが求められます。
この記事では、告別式の受付担当になった際に知っておきたい、挨拶、当日の流れ、そしてマナーについて解説します。

挨拶の基本と落ち着いた声の大切さ

告別式の受付を頼まれました。
しかし一度も経験したことがなく、どのように挨拶すればいいのか、全くわかりません。
まずは挨拶、どのようにすれば良いのでしょうか?

生徒
先生

まず大切なのは、明るすぎず、暗すぎず、落ち着いたトーンで挨拶することです。
悲しみに包まれた場であることを意識し、落ち着いた表情で対応しましょう。

告別式の受付での挨拶は、参列者の方々への最初の接点であり、その後の印象を大きく左右します。
明るすぎず、暗すぎず、落ち着いたトーンで話すことが大切です。

告別式の当日における一般的な流れ

告別式の当日はどのような流れになるのでしょうか?

生徒
先生

告別式の当日の流れは、宗教や故人の宗旨、家族の意向によって異なりますが、一般的な流れを以下に示します。
1:事前準備をする
2:参列者に挨拶する
3:香典を受け取る
4:記帳を促す
5:返礼品を渡す
6:会場へ案内する
7:香典を会計係に渡す
8:弔電などが届いたら責任者に伝える

受付係は、告別式の30分~1時間ほど前に会場へ到着できると良いでしょう。
開始前に、受付に必要なものが揃っているか確認しておきます。

受付時の挨拶例

受付で挨拶をする際、どんな言葉をかけたらいいのでしょうか?

生徒
先生

参列者が到着したら、ゆっくりと一礼をし、「本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます」と挨拶します。
ゆっくりと丁寧に伝えるのがポイントです。

もし、参列者からお悔やみの言葉をいただいた場合は、「ありがとうございます」と伝えます。
親族の方が相手の場合は、「お悔やみ申し上げます」と伝えましょう。

香典を受け取ったときの挨拶例

受付で香典を受け取ると思うのですが、受け取ったらどのように挨拶すればいいでしょうか?

生徒
先生

まず、参列者から差し出された香典は、必ず両手で受け取ります。
その際、「恐れ入ります」「お預かりいたします」など一言添えてから受け取るのがマナーです。

以前は、「ありがとうございます」などのお礼はタブーとされていました。
しかし近年は、それほど厳しくなくなってきたようです。
香典を受け取った後は、芳名帳の記入をお願いするため、「こちらにご記帳をお願いいたします」と伝えましょう。

告別式受付の服装マナー

最後に、服装について教えていただけますか?
受付ではどんな服装が適切でしょうか?

生徒
先生

服装のマナーについては、一般的な葬儀と変わりはありません。
喪服を着用すれば大丈夫です。
光沢のある素材は避けてください。

受付担当であっても服装は、ほかの参列者と同じことを注意すれば大丈夫です。
アクセサリーは結婚指輪、真珠のネックレスとイヤリング以外は付けないようにしてください。
靴やバッグも光沢のある素材は避け、黒無地のシンプルなものを身につけましょう。

まとめ

丁寧に教えてくださり、ありがとうございました。
挨拶の内容もわかりましたし、不安が少し解消されました。
初めてなので緊張しますが、しっかり練習して臨みたいと思います。

生徒

告別式の受付は、決して簡単な仕事ではありませんが、とても大切な役割です。
丁寧な言葉遣いや態度を心がけ、周囲への配慮を忘れずに、粛々と業務を進めることが大切です。
この記事が、告別式の受付を務める際の参考にしていただければ幸いです。

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