葬儀参列者必読!玉串料のマナーと正しい渡し方とは?

最終更新日:2024/09/25

葬儀参列者必読!玉串料のマナーと正しい渡し方とは?

この記事では、葬儀参列者として知っておくべき玉串料のマナーと、正しい渡し方について詳しく解説します。
大切な方の冥福を祈りつつ、失礼のないように玉串料を渡せるよう、しっかりと準備しておきましょう。

玉串料のマナーについて

大切な方との最後の別れとなる葬儀。
心を込めて参列したいものです。
しかし、いざとなると何を準備すればよいのか、迷ってしまうことも多いでしょう。
特に、玉串料は金額や渡し方に悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、玉串料とは何か、適切な金額の目安、表書きの書き方、渡し方のマナーなど、葬儀参列者として知っておきたい玉串料に関する基本事項を詳しくご紹介します。
故人への敬意を込め、失礼のないように玉串料を準備しましょう。

玉串料とは?一般的な金額や意味につい

玉串料について教えていただけますか?

生徒
先生

玉串料とは、神道における葬儀や法要で、神前に捧げる榊(さかき)に添えて渡すお礼のお金のことです。

故人への供養の気持ちを表すだけでなく、神職への謝礼の意味合いもあります。

玉串料の金額の目安

玉串料はどのくらい包めばいいのでしょうか?
渡し方も知りたいです。

生徒
先生

葬儀の参列者が持参する玉串料の相場は、基本的には仏教式の葬儀における香典の相場と同じです。
故人が祖父母の場合は1~3万円程度、友人や同僚の場合は5千~1万円が相場です。

玉串料は、きれいな古札を用意するのが望ましいです。
また、白黒の不祝儀袋に包み、表書きには「御玉串料」「御榊料」「御霊前」などと記入します。
中袋には、金額と自分の名前、住所を記入します。

また、玉串料は、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがマナーです。
袱紗は、慶事用と弔事用でそれぞれ異なる柄のものを使用します。
袱紗の包み方や渡し方については、後述します。

玉串料の封筒の書き方

玉串料の封筒はどのように書けば良いでしょうか?

生徒
先生

玉串料の封筒には、以下の内容を記入します。
・表書き:「御玉串料」「御榊料」「御霊前」など、水引の真上に記入
・名前:水引の真下に自分の名前を記入
・金額:中袋に、漢数字で中央に大きく記入
・住所:中袋の裏面左下に自分の住所を記入※氏名も書く

ポイント

  • 水引は黒白の結び切りを使用します。
  • 薄墨で丁寧に記入します。筆ペンでも問題ありません。

玉串料はそのまま葬儀会場へ持参するのではなく、袱紗に包んで持っていくのがマナーです。

袱紗の包み方

では、袱紗の包み方について教えていただけますか?

生徒
先生

袱紗は、玉串料を包んだり、香典を渡したりする際に使用する布製の包みです。
慶事用と弔事用でそれぞれ異なる柄のものを使用します。
・慶事用:紅白や金糸が入った華やかな色合いのもの
・弔事用:黒無地や地味な色合いのもの

袱紗の使い方としては、以下の手順があります。

  1. 袱紗を広げ、中央に玉串料の入った封筒を乗せる
  2. 袱紗の左右を合わせて、玉串料の入った封筒を包む
  3. 袱紗の端を三角形に折りたたむ

玉串料の渡し方

玉串料を袱紗に包んだら、どのように渡せば良いですか?

生徒
先生

玉串料は、受付で渡すのが一般的です。
受付には、袱紗に包んだ玉串料を両手で持ち、一言声をかけて渡します。

もしお通夜から参列する場合は、お通夜の時に渡しても問題ありません。
喪主や遺族に直接渡しましょう。
お通夜で玉串料を渡した場合は、葬儀の際に玉串料は不要です。

まとめ

玉串料について、多くのことを学びました。
葬儀に参列する際は、マナーに注意したいと思います。
ありがとうございました。

生徒

玉串料は、大切な方の冥福を祈るためのものです。
マナーを守って失礼のないように渡せるよう、事前にしっかりと準備しておきましょう。

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