香典葬式マナー完全ガイド!葬式での正しい振る舞いを学ぼう

最終更新日:2024/08/29

香典葬式マナー完全ガイド!葬式での正しい振る舞いを学ぼう

香典葬式マナーについて知りたい方必見!香典の基本マナーや慣習を分かりやすく解説します。
故人や遺族への敬意を示すための正しい香典の持参方法を身につけましょう。

香典の意味と基本マナー

香典とは、参列者が葬儀に持参するお金のことを指し、これは故人への敬意や遺族への慰めの意味合いが含まれています。しかし、その具体的な金額や慣習、持参する場合のマナー等については一般的な知識としてあまり広まっていません。そこで今回は、香典にまつわるよくある質問や悩み、そして適切な行動指針についてお伝えします。

香典葬式マナー:金額についての考え方

最近、私の身近な人が他界して、初めて葬式に出ることになりました。まず、香典の金額はいくらにすれば良いのでしょうか?

生徒
先生

それは親戚や友人、近所の人等、あなたが故人にどれだけ近い関係にあったか、またあなたの年齢や地域、会社の慣習なども考慮する必要があります。しかし、一般的には親戚であれば1万円~3万円、友人や会社の同僚であれば5千円~1万円が目安とされています。

香典の金額はあくまで目安であり、あまり金額に固執する必要はないという点は覚えておいてください。
また、金額は奇数にするのが一般的です。
これは、偶数は分け合うことができるため、早く回復するようにとの願いや、再び会うことを願う意味合いがあり、葬儀には適さないとされています。

香典袋の選び方と注意点

香典を収める封筒はどういうものを用意したらいいのでしょうか?

生徒
先生

そうですね。香典は専用の封筒、すなわち「香典袋」に入れます。香典袋は「同じことが起こらないように」という願いを込めることから、一度結んだらほどけない結び方の水引きです。

香典は香典袋に入れてお渡しします。お祝い事の封筒とは異なりますので間違えないようにしましょう。

香典袋への名前の書き方

香典袋を選んだ後はどのように名前を書けば良いのでしょうか?

生徒
先生

薄墨で、名前はフルネームで書きます。表書きは相手の宗教や宗派に合わせて書きましょう。

名前の書き方にもマナーがあるのです。
まず、薄墨で書きましょう。名前はフルネームで、表書きは相手の宗教や宗派に合わせて書きます。宗教が不明の際は「御霊前」と書きます。香典葬式マナーは多々ありますので、事前に確認することが大切です。

香典を入れる際の手順

じゃあ、具体的に香典袋に香典を入れる時の手順はどの様にすればいいのでしょうか?

生徒
先生

まず、香典は新札を避け、お札の裏が中袋の正面になるように入れます。また、お札の肖像がある側を中袋の下になるように入れます。ただし地域によってはその限りではありませんので、事前に確認することをおすすめします。

香典には新札を避け、使用感のあるお札を入れるようにします。新札だと事前に準備していたという印象があるためです。また、香典袋へのお札の入れ方にもマナーがありますので注意しましょう。

香典を会場で手渡すことができない場合についても教えていただけますか?

生徒
先生

故人に敬意を示すためにも、遠方で葬式に参列できないときや、直接手渡すのが難しいときは、郵送でも構いません。ただし、その場合、香典袋をさらに封筒に入れて送りましょう。

香典を郵送する場合は、現金書留で送りましょう。お金を直に現金書留専用封筒に入れるのではなく、香典袋に入れてから」現金書留専用封筒に入れましょう。

香典葬式マナーに関する知識のまとめ

なるほど、香典に関しては一見シンプルなようで、実は細かなマナーや慣習がたくさんあるんですね。金額のことだけでなく、香典袋の選び方や書き方、そして郵送の際の注意点など、全てが新たな発見でした。また、具体的な手順を教えていただけたのもとても助かりました。

生徒

ここで学んだことを箇条書きでリストにすると、以下のようになります。

  • 香典の金額は関係性や地域、会社の慣習による。
  • 香典袋には薄墨でフルネームで名前を書く。
  • 香典は古札を用意し、お札の向きに注意して香典袋に入れる。
  • 香典が直接手渡せない場合、郵送でもOK。ただし現金書留専用封筒内に香典袋を入れる。

これらの知識・マナーを身につけて、故人に対する敬意を示すことができれば、きっと故人も喜んでくれるでしょう。

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