仏具としてのろうそく立ての選び方と使い方を徹底解説!

最終更新日:2024/11/22

仏具としてのろうそく立ての選び方と使い方を徹底解説!

仏具の一つであるろうそく立て。
ろうそく立てを選ぶ際のポイントや使い方、安全性に関する情報を解説します。
仏壇での配置方法や狭い空間への対応まで、ろうそく立てに関する疑問を解消していきましょう。

仏具の一つであるろうそく立て

ろうそく立て、別名火立は、仏壇に灯明をともすために用いられる仏具の一つです。
仏事では常に見かけるこの道具ですが、どのような物を選び、どのように使えば良いのか悩みますよね。
そこで今回は、ろうそく立ての選び方や使い方について解説します。

ろうそく立ての選び方

仏具であるろうそく立てを選ぶ時に考えるべきポイントは何ですか?

生徒
先生

ろうそく立てを選ぶ際には、まずサイズを考えます。大きすぎても小さすぎても見栄えが悪くなってしまうため、供養する位牌や仏像の大きさに合わせましょう。材質は主に真鍮や銅、木製のもの等があります。

ろうそく立てを選ぶ際には、実際に使う場面を意識することが重要です。
家具やインテリアとの調和性や、好み等も考えると良いでしょう。

ろうそく立ての使い方

なるほど、サイズや材質、質に気をつけて選べば良いんですね。あと、ろうそく立ての使い方について教えていただけますか?特に気をつけることがあったら教えていただきたいです。

生徒
先生

一日の中でろうそくを点ける時間は、朝と夕方です。一番大切なことは、ろうそくを立てた後は必ず火を消しましょう。火を消し忘れてしまうと、火事の原因になってしまいますので、絶対に忘れないようにしてください。

ろうそくを立ての周囲に可燃物がないこと、換気が良いことも条件とされています。
一度火をつけたら、火が消えるまで絶対に離れないようにしましょう。

仏具のデザイン選びのポイント

安全への配慮も大切なんですね。では、もう一つ質問させてください。仏具店では、色々なデザインのろうそく立てがありますが、どういったデザインを選んだら良いのでしょうか?

生徒
先生

ろうそく立てのデザインは、個々の好みによります。ただ、シンプルなデザインのものや彫りが深くないものを選ぶと長く使えます。また、重厚感のあるデザインは、敬意を示すという点では良いです。

仏具のデザインは、その家庭の信仰心や価値観を反映するとも言えます。
複雑なデザインの物は清掃が大変であったり、目立ち過ぎて他の仏具と調和しなかったりする可能性があります。
デザイン選びは実用性を考え、その上で見た目や価値観を反映させると良いでしょう。

仏壇でのろうそく立ての配置

デザインは実用性を考えてから選ぼうと思います。最後に、仏壇でのろうそく立ての置き方について教えてください。

生徒
先生

仏壇でのろうそく立ての配置は、宗派や仏壇の種類、そしてご家庭の慣習によって異なります。ご自身の宗派の教義や仏壇の説明書などを参考に、正しい配置で置きましょう。

ろうそく立ての配置は、宗派や仏壇の種類によって異なります。
もしも分からない場合は、宗派の寺院や仏壇店に相談されることをおすすめします。

限られた空間に適したろうそく立ての選び方

私の家の仏壇が小さいのですが、この場合どのようなろうそく立てを選べば良いでしょうか?

生徒
先生

小型のろうそく立てがおすすめです。大きすぎるものは場所を取ってしまいますし、仏壇全体のバランスを崩すことにもなります。また、火元からの距離にも気を配ることが重要です。

少ないスペースでは、小さなろうそく立てがバランスが良いでしょう。
安全に配慮しながら、最善の選択をしましょう。

仏具の選び方まとめ

ろうそく立てについて、選び方だけでなく使い方や配置のことまで詳しく教えていただき、本当にありがたいです。今回学んだことを元に、ろうそく立てを選んでみます。ありがとうございました。

生徒

今回学んだ重要な要点をまとめますと、

  • ろうそく立てを選ぶ際はサイズ、材質、質などに注意する。
  • 点ける時間は早朝と夕方の2回で、使った後は火を必ず消す。
  • デザインはシンプルで長く使えるもの、重厚感があると良い。
  • 仏壇でのろうそく立ての置き方は、宗派や仏壇の種類によって異なる。
  • 家庭状況や個々の事情に合わせて適切なものを選ぶ。

こちらも合わせてご覧ください。

仏壇の教科書 サイト管理者

作成者: 仏壇の教科書 サイト管理者

葬儀や法事などのアドバイスと情報を提供しています。