【法事】のし袋のマナーガイド:書き方や金額相場などを解説

最終更新日:2024/05/03

【法事】のし袋のマナーガイド:書き方や金額相場などを解説

法事やお葬式では、故人に偲びの気持ちを伝えるために香典を包みます。
香典を渡す際には、失礼のないようにマナーを守ることが大切です。

この記事では、法事ののし袋の種類や金額相場、渡すタイミングなど、法事に関するマナーについて解説します。

法事でののし袋のマナーと書き方の基本

大切な人のご逝去に際し、法事に出席する際には、香典袋の書き方や金額など、さまざまなマナーに悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、法事ののし袋に関するマナーを網羅的に解説します。
表書きの正しい書き方や金額の相場など、法事の度に迷うポイントをまとめました。
このガイドを参考に、失礼なく心を込めた香典を準備し、故人に敬意を表しましょう。

法事ののし袋表書きと金額の相場

最近、親戚のお葬式があって、初めて法事に参加することになったんです。
それで、のし袋について調べてみたんですけど、どう書くべきか、ちょっとわからなくて…

生徒
先生

法事での表書きは、四十九日の法要までは「御霊前」、四十九日以降は「御仏前」とするのが一般的です。
香典の金額は、故人との関係性や自身の年齢、地域によって異なります。
「ごく近い親戚でなければ、一人1万円程度」が相場とみていいでしょう。

以下は、一般的な金額の相場です。

  • 親族
    • 親:1万円~5万円
    • 兄弟姉妹:1万円~5万円
    • おじおば:1万円~3万円
  • 上司
    • 1万円

香典の金額を決める際は、故人との関係性がポイントの一つです。
一般的に、関係性が深いほど香典の金額も多く包みます。

法事で渡すのし袋の種類

のし袋の決まりはあるんでしょうか?

生徒
先生

法事では、一般的に白無地の「双銀包み」と呼ばれるのし袋を使用します。
水引は双銀のものを選び、結び切りを選びましょう。

水引の色は黒白や双銀が無難です。
しかし、地域によっては黄白も使用できます。
水引の色は、包む金額によって適した色が異なるため注意しましょう。

金額主に使用される香典袋
~5,000円水引がプリントされた香典袋
1万円~3万円黒白の水引が付いた水引金封
3万円~5万円双銀のあわじ結びの水引が付いた中金封
10万円~双銀のあわじ結びの水引が付いた大金封
のし袋の選び方

のし袋にお金を入れる際の注意点

のし袋にお金を入れる際、注意点などはありますか?

生徒
先生

いくつかあります。
新札は避けること、お札の向きを揃えることなどが挙げられます。
「4」や「9」は忌み言葉といわれるため、枚数が4枚や9枚にならないようにするのも注意しましょう。

香典では、新札は使わないことがマナーです。
その理由は、通夜や葬儀に備えていたように見えて失礼である、という考えからです。
法事は事前に日程が決まっているため、香典に新札を用いても問題ないと思う方もいるかもしれません。
しかし、「弔事では新札は避けるべき」という考え方も根強くあるため、新札は避けたほうがベターです。
新札ではない、比較的きれいなお札を選ぶと良いでしょう。

香典の包み方と渡し方のマナー

香典の包み方と渡し方のマナーがあれば、教えていただけますか?

生徒
先生

香典袋を持ち運ぶ際、袱紗(ふくさ)を使用することがマナーです。
不祝儀の場合は、黒や紺、紫などの袱紗を使いましょう。
袱紗から香典を出して渡す際は、相手が表書きを読めるように持ち、両手で渡すのもマナーです。

袱紗に香典を包む場合、まず袱紗がひし形になるよう広げます。
袋の表書きを上にし、袱紗の中央に置きます。
右、下、上、左の順で角を畳みましょう。
最後に、右端にはみ出た角を裏面に折り込みます。

香典を渡す際には、袱紗を両手で持ち、丁寧な言葉遣いで渡しましょう。
渡す際は、「仏前にお供えください」など一言添えましょう。

まとめ

詳しく教えていただきありがとうございました。
今回教えていただいたことをしっかりと頭に入れて、法事にちゃんと参列したいと思います。
適切なマナーで参列することで、故人を偲ぶ真心を伝えられるようになると思います。

生徒

法事におけるのし袋のマナーは複雑な部分もあるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
上記の内容を参考に、失礼のないように香典を準備しましょう。

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仏壇の教科書 サイト管理者

作成者: 仏壇の教科書 サイト管理者

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