弔電と供花は一緒に送っても良い?送り方のマナーを知ろう

最終更新日:2024/09/02

弔電と供花の正しいマナーと書き方完全ガイド

大切な方の訃報を受け取った時、心からの哀悼の意を伝えたいものです。
しかし、正しいマナーで気持ちを伝えなければ、かえって失礼になってしまうこともあります。
そこで今回は、弔電と供花の送り方のマナーについて詳しく解説します。

弔電と供花の送り方マナー

大切な方が亡くなった時、何をすれば良いのか迷うものです。
心からの哀悼の意を伝えたいけれど、失礼のない方法でなければと考えるのは当然のことでしょう。
この記事では、弔電と供花のマナーについてご紹介します。
それぞれの役割や送る際の注意点などを理解することで、故人への敬意とご遺族への思いやりを込めたお悔やみの気持ちを伝えることができます。

弔電と供花、それぞれの役割とは

弔電と供花について教えてください。

生徒
先生

弔電とは、弔事の際に遺族に送る電報のことです。
一方、供花は故人の供養のために葬儀会場に供える花のことを言います。

葬式に参列できない場合は、弔電を送ります。
通夜や葬儀の場で読み上げられることもあり、参列できなかった場合でも弔意を表すことができます。

祭壇や葬儀場を飾る供花には、遺族の気持ちを慰めるという役割もあります。
また、故人の冥福の気持ちを込めて贈るため、「お別れの贈り物」とも言われています。

弔電と供花は一緒に送っても良いの?

弔電と供花を一緒に送ることは可能なのでしょうか?

生徒
先生

結論から言うと、一緒に送っても問題ありません。
一緒に送るのはマナー違反ではありません。

ただし、弔電と供花、それぞれには送り方のマナーがあります。
マナーに注意して、失礼のないように送ることがマストと言えます。

弔電の送り方とタイミング

ではまずは、弔電の送り方について教えていただけますか?

生徒
先生

弔電は、電話注文や郵便局、インターネットから手配することが可能です。
送り先は通夜や葬儀・告別式の会場へ直接送ります。
宛名には喪主の名前を記載し、差出人の欄には故人との関係性と名前を書きます。
例えば「○○大学 ○年卒業 名前」などです。
メッセージは手配先で、いくつか文例が用意されていると思いますので、確認してみてください。

以下の内容を記載します。

  • 自分の氏名・住所・電話番号
  • 故人の氏名
  • 喪主の名前
  • 弔電文

宗教・宗派によって、弔電のメッセージにふさわしい表現や使ってはいけない言葉は異なります。
そのため、あらかじめ宗教・宗派については確認しておくと安心です。

また、送るタイミングも重要です。
弔電はお通夜の前までに、会場に届くように送るのがマナーとされています。
お通夜の前日からお通夜の開始3時間前までを目安に、弔電が届くように手配しましょう。

供花の送り方とタイミング

供花の送り方についても教えてください。

生徒
先生

供花の手配は、葬儀社に依頼、花屋に直接注文、インターネットショップなどの方法があります。
供花も弔電同様に、宗教・宗派に合った花を選ぶことが大切です。
仏教の場合は、菊の花が定番です。
キリスト教の場合は、百合の花などがよく使われます。

供花を送る際にも注意しなければいけない点があります。
ご遺族の意向で供花を辞退されている場合は、無理に送らないようにすることです。
そのため、供花を手配する前に、葬儀社に供花を送って良いか確認しておくと安心です。

供花を送るタイミングは、祭壇を飾り始める前までに届くことが重要です。
目安としては、葬儀や通夜が始まる3時間以上前までが良いでしょう。

弔電と供花の金額相場

弔電と供花、それぞれどのくらいの金額が相場となるでしょうか?

生徒
先生

まず弔電の相場は、電報サービスによって料金が異なりますが、一般的には3,000円から5,000円程度です。
送る相手との関係が近いほど、そして送り手の立場や年齢が上がるほど金額は高くなる傾向にあります。
次に供花の相場は、一般的には7,500円~30,000円程度です。
相場より高額な供花を選んでしまうと、遺族の負担になってしまう恐れもありますから、相場の範囲内でおさめると良いでしょう。

弔電は、文字数が多くなればなるほど料金が高くなります。
あらかじめ予算を決めておくと良いかもしれません。

供花も予算を伝えて、葬儀社などと相談しながら決めましょう。

まとめ

弔電と供花について、たくさん学ぶことができました。
教えていただき、ありがとうございました。

生徒

大切なのは、故人への敬意と遺族への思いやりを忘れずに、失礼のないようにすることです。
この記事を参考に、正しいマナーで気持ちを伝えてください。

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仏壇の教科書 サイト管理者

作成者: 仏壇の教科書 サイト管理者

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