葬式や仏事に初めて参列する方へ。
数珠の選び方やマナーなど、知っておくべきポイントを解説。
慣れない場でも安心して行動できるよう本記事で詳細をお伝えします。
数珠の選び方とマナー
葬式や仏事に参列するときは、数珠を持参するのが一般的です。しかし、数珠選びには特定のマナーや規約があり、いざ選ぼうとしたときにどのように選べばよいのか、どのような種類の数珠を選べばよいのか分からないという人も多いでしょう。このコンテンツでは、葬式用の数珠の選び方やマナーについて詳しく解説します。どのような数珠を選べば良いのか、どのように管理すべきなのか、数珠の種類や意味について学びます。
葬式用の数珠の種類と選択基準
あの、初めて仕事で葬式に参列することになったんですが、数珠を持参するって聞きました。どんな数珠を選べばいいんですか？
生徒
先生
そうですね。まず基本的には数珠は男性用と女性用で玉の大きさが異なります。男性用の数珠（片手用）では一般的に10～12mmほどの大きさです。女性用の数珠（片手用）では一般的に6～8mmほどの大きさになります。
上記でご説明した片手数珠は急な葬式などで使用できる数珠です。宗派関係なく使用できるため、数珠を初めて用意される場合は片手数珠がおすすめです。
数珠の管理方法と清め方
数珠の選び方は分かりました。でも、数珠を持ったら、その管理はどうすればいいんですか？ 洗ったり、清めたりするんですか？
生徒
先生
いい質問ですね。数珠には決まった「清め方」はありませんが、大切なものとして大切に扱うことが大事です。特に、数珠は尊いものとされているため、床に置いたり、散らかしたりしないように扱ってください。また、数珠は巾着袋に入れておくのが最良です。
数珠は仏教の教義を表す道具なので、尊いものとして扱う必要があります。
具体的には、氣をつかわない場所に置いたり、床に直接置いたりしないことです。
数珠を清める方法は特に定められていませんが、敬意をもって扱うことが大事です。
片手数珠以外の数珠
片手数珠以外にも数珠の種類はあるのですか？
生徒
先生
はい、宗派によって異なりますが本式数珠という数珠があります。
本式数珠は宗派によってデザインが異なります。
自分の宗派を確認し、数珠を用意しましょう。
数珠の素材について
数珠の素材はどのようなものがいいのでしょうか？
生徒
先生
良い質問です。数珠の素材は特に決められているものはありません。木製や石製などがありますので、ご自身のお気に召したものを選びましょう。
数珠の素材に関して、これと言って決められていることはありませんので、ご自身が気に入ったものを選びましょう。
葬式参列時のポイントまとめ
数珠の選び方や管理方法についてよくわかりました。葬式は大切な場所なので、しっかりとマナーを守りたいと思います。
生徒
葬式参列時のポイントをまとめます。
- 男性用の数珠では一般的に10～12mmほどの大きさ、女性用では一般的に6～8mmほどの大きさ。
- 本式数珠は宗派によって異なる。
- 数珠の特定の「清め方」はない。
- 数珠の素材に決まりはなく好きなものを選ぶ
慣れない葬式参列だと緊張しますが、これらのポイントを覚えておけば安心して行動できることでしょう。
