お悔やみメールの書き方とマナーについて解説

最終更新日:2024/07/12

適切なお悔やみメールの表現方法とマナー

突然の訃報に心打たれ、何を伝えればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
大切なのは、形式にとらわれず、心のこもった言葉で相手を思いやることです。
この記事では、お悔やみメールの書き方とマナーを解説します。

お悔やみメールの書き方とマナー

大切な方の訃報を受け取った時、言葉が見つからないと感じるのは自然なことです。
しかし、そのような状況だからこそ、心を込めてお悔やみの気持ちを伝えることが重要です。
この記事では、お悔やみメールの書き方とマナーについて解説します。
大切な人を失った悲しみに寄り添い、心を込めてお悔やみの気持ちを伝えましょう。
この記事が、お悔やみメールを書く際の一助となれば幸いです。

お悔やみメールの書き方

友人の家族が亡くなったんですが、今は直接会ってお悔やみを言うことができない状況なんです。
そこでメールでお悔やみの気持ちを伝えようと思っているのですが、どのような表現を使ったら良いのでしょうか?

生徒
先生

メールの本文は「弔意+励ましの言葉」で構成し、簡潔にわかりやすくまとめることが重要です。
「このたびは心からお悔やみを申し上げます。」などの表現で伝えましょう。
メールの終わりに、「なお、ご返信のお気遣いは無用です。」と伝えると、相手に返信不要だということを伝えられます。

遺族は故人を亡くしたあと、葬儀をはじめ、さまざまな対応に追われています。
サッと読めるよう、手短に弔意を伝えるようにしましょう。

お悔やみメールを作成する際の注意点

お悔やみメールを書く時の注意点があれば、教えていただけますか?

生徒
先生

まず、お悔やみメールに限らず、遺族に故人の死因を尋ねるのは避けましょう。
原因がなんであれ、遺族の心を傷つけかねませんので、ご注意ください。
また、忌み言葉や重ね言葉をメールで使用するのも控えてください。
忌み言葉は、不幸や生死を連想させる縁起の悪い言葉で、重ね言葉は、同じ音を繰り返すことから「不幸が連続する」と考えられています。
これらを使ってしまうと失礼に当たるので、メールの作成時も注意してください。

他にも、故人の宗教に合った言葉を使うこと、敬称・丁寧語を使用することなどに注意しなければなりません。
また、友人に送るメールだからといって、絵文字の使用も控えてください。

お悔やみで重要なのは、大切な人を失った遺族の心に寄り添い、気遣うこと。
これを意識して、お悔やみメールを作成するようにしましょう。

お悔やみメールの例文

お悔やみメールの例文があれば、知りたいです。

生徒
先生

確かに、具体的な例を見ると理解が深まりますね。
例えばこんなメールはいかがでしょう?

「このたびは〇〇(故人)様のご逝去に際し、謹んでお悔やみを申し上げます。

突然の訃報に言葉もありません。
△△(相手)さんの悲しみを思うと、心が締め付けられる思いです。

何か力になれることがあったら、いつでも連絡してくださいね。

△△(相手)さんが、このメールで少しでも元気になってくれたら嬉しいです。
どうかあまりムリをせず、お身体を労ってください。

ご返信には、お気遣いなくお願いします。」

ちなみにメールを送るタイミングは、訃報を聞いた後すぐが適切とされています。

メールの件名の重要性と推奨事項

具体的な例を見るとわかりやすいです。
メールの件名はどうしたら良いんでしょうか。
何も考えずに送ってしまうと、見落とされそうで心配です。

生徒
先生

件名には特に注意が必要ですね。
例えば、「件名:お悔やみ申し上げます(〇〇より)」と記載することをおすすめします。
そうすることで、メールの目的がすぐにわかり、見落とされるリスクを減らすことができるでしょう。

メールの件名は、一目で「お悔やみだ」とわかるように簡潔にまとめることが大切です。
もしかしたら複数人からお悔やみメールが届く可能性もあるので、名前も一緒に記載しておくと良いかもしれません。
以下などを参考にしてください。

  • 〇〇です。お悔やみ申し上げます
  • 【〇〇より】お悔やみ申し上げます
  • お悔やみ申し上げます(〇〇)

お悔やみメールを送る基準

普段あまり連絡を取らない人などにもお悔やみのメールは送るべきでしょうか?

生徒
先生

お悔やみメールを送る相手には、3つの基準があります。
「相手との関係性」「訃報を受け取った状況」「メールアドレスの把握」です。

相手との関係性がどれだけ深いかは、お悔やみメールを送る基準の1つと言えます。
さほど親密ではない知人などには、メールを送らなくても問題ありません。

例えば、訃報を受け取ったときに遠方にいたり、弔電や電話が間に合わなかったりする場合は、取り急ぎメールでお悔やみを送るのはありです。

メールアドレスを把握してなければ、当然メールは送れません。
相手のアドレスを知っているか確認することからはじめましょう。

お悔やみメールのまとめ

言葉ひとつにも気をつけなければいけませんね。
友人に対し、お悔やみのメールを送ることができそうです。
ありがとうございました。

生徒

大切な人を失った悲しみに寄り添い、心を込めてお悔やみの気持ちを伝えましょう。
この記事が、お悔やみメールを書く際の一助となれば幸いです。

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