一周忌での挨拶の例文をいくつか紹介し、身内だけの場合はどのような点に気をつければ良いのか解説します。
一周忌での挨拶がスムーズに行えるよう、ポイントを押さえながら挨拶の意味を理解しましょう。
身内だけが参列する一周忌の挨拶のポイント
一周忌の挨拶を身内だけで行う場合、故人との思い出を語り合い、静かに偲ぶ大切な時間となります。
しかし、いざ挨拶となると、何をどのように伝えれば良いのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一周忌での挨拶の例文をいくつかご紹介します。
また、一周忌の挨拶で、身内だけが参列する場合、どのような点に注意すれば良いのか、挨拶のポイントも解説します。
一周忌での挨拶のタイミング
一周忌での挨拶は、いつ行いますか?
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一周忌の挨拶は、一般的に法要前、法要後、会食時に行われます。
法要の開始前に、参列者へのお礼の言葉と、故人の冥福を祈る言葉を述べます。
そして法要が終了した後、改めて参列者へのお礼を述べます。
また、今後の流れなどを伝えます。
会食がある場合は、会食開始時の挨拶や、締めくくりの挨拶を行います。
挨拶の形式は、故人との関係性や家族の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
身内だけの一周忌の場合は、手短な挨拶でも問題ありません。
挨拶で伝えるべきこと
一周忌の挨拶では、どのようなことを話せばいいのでしょうか?
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一周忌の挨拶では、以下の3点を入れ込みましょう。
・儀式の進行
・故人に関する話題
・参列してくださった方への感謝の気持ち
上記の3点が盛り込んであれば、手短に挨拶をしてもマナー違反とはなりません。
長々と挨拶するほうがマナー違反となることもあるので、簡潔に挨拶できるように準備しておくことをおすすめします。
一周忌での挨拶:身内だけの場合のポイント
身内だけの一周忌の場合、挨拶のポイントは何でしょうか?
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身内だけに限らず、一周忌の挨拶では、感情に任せず、簡潔に済ますことが大切です。
挨拶をしている最中に、感情がこみ上げてくるかもしれませんが、あまり長々と話すと聞き手も疲れてしまいます。
簡潔にまとめることが大切です。
一周忌の挨拶で、身内だけが参列する際、シンプル且つカジュアルな言葉でも構いません。
同居する家族しか参加しない場合は、進行するだけでも大丈夫です。
参加する身内の範囲に合わせて、アレンジしてください。
忌み言葉を避けることも、一周忌での挨拶では大切なポイントです。
「切る」「別れる」「たびたび」など、不吉な言葉は避けるようにしましょう。
身内だけの一周忌の挨拶:法要前と法要後の例文
それでは、挨拶の例文を教えていただけますか?
法要が始まる時や終わる時には、どのような挨拶をすればいいのでしょうか?
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一周忌法要が始まる時の挨拶は、以下のような例文があります。
「みなさま、本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
一周忌という節目に、こうして家族に集まってもらい、亡くなった父も喜んでいると思います。
お時間になりましたので、ただいまより、故・○○(本名)、戒名○○居士の一周忌法要を始めます。」
一周忌の挨拶で、身内だけが参列する場合の例文をご紹介します。
以下は、法要終了時の例文です。
「これにて、故・○○(本名)、戒名○○居士の一周忌法要を終了します。
家族が揃ったこの場で一周忌法要が滞りなく終了し、本人も安心していることと思います。
この後、場所を移動して会食となります。
身支度をして、玄関に集合しましょう。」
身内だけの一周忌の挨拶:会食時の例文
会食時にも挨拶しますよね。
その時の例文も教えていただけますか?
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もちろんです。
会食開始時は、以下のような挨拶をします。
「全員席に着きましたので、これより御斎(おとき)を始めます。
父の思い出話などをしながら、ごゆっくりお召し上がりください。」
一周忌の挨拶で、身内だけが参列する場合の会食終了時の例文もご紹介します。
「思い出話が尽きませんが、そろそろお時間となりました。これにて御斎を終了します。
みなさまの元気な姿を見ることができ、亡き父もさぞ喜んでいることと思います。
今後も家族として、絆を深めていきましょう。
本日はご参加いただき、本当にありがとうございました。」
一周忌挨拶:身内だけのポイントまとめ
身内だけの一周忌の挨拶について学ぶことができました。
ありがとうございます。
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一周忌の挨拶は、故人を偲び、身内(家族)の絆を深める大切な機会です。
この記事で紹介した例文やポイントを参考に、挨拶文を作成してください。