香典を連名で出す場合の書き方ガイド:名前の順番や注意点を解説

最終更新日:2024/03/12

香典を連名で出す場合の書き方ガイド:名前の順番や注意点を解説

お通夜や葬儀に参列する際、香典を連名で包むことがあります。
香典は故人への供養の気持ちを伝えるものであり、失礼があってはいけません。
そこで今回は、香典の連名の書き方について詳しく解説します。

葬儀で渡す香典:連名の書き方について

ご家族や友人など、複数人で香典を包む場合、連名で出すのが一般的です。
しかし、書き方に迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、香典の連名の書き方について、名前の順番や注意点を詳しく解説します。
香典は、故人への敬意を表すために大切なものです。
この記事を参考に、正しい書き方で香典を包みましょう。

連名で香典を出す際の基本的なマナー

香典を連名で出すときのマナーは何かありますか?
表書きなどの書き方について特に知りたいです。

生徒
先生

そうなんですね。
一般的な表書きは「御霊前」です。
連名の場合、名前は右側から順に書きます。
3名までであれば、全員の名前をフルネームで書きましょう。

香典を連名で出す場合の表書きの書き方

  • 3名までであれば、全員の名前をフルネームで書く。
  • 4名以上であれば、代表者名を中央に書き、その左側に「他一同」または「他3名」と書く。
  • 会社や部署などで出す場合は、代表者名の右側に会社名・部署名を小さく書く。

香典を連名で出す場合の中袋の書き方

  • 3名までであれば、中袋にも全員の名前をフルネームで書く。
  • 4名以上であれば、中袋には代表者名のみを書く。
  • 金額は漢数字で書く。
  • 住所・氏名は省略しても構わないが、万が一香典が紛失した場合に備えて、裏面に控えとして書いておくことをおすすめする。

連名の書き方:人数別と名前の順番

連名の書き方について詳しく教えていただけますか?

生徒
先生

はい、名前は目上の人から右側に書きます。
会社や部署などで出す場合は、代表者のみ役職を書きます。

連名の書き方は、人数によって異なります。

2人で出す場合の連名の書き方

  • 一般的には、右側から目上の人、左側に目下の人を書きます。
  • 夫婦の場合は、右側に夫、左側に妻を書きます。
  • 親子などの親子関係の場合は、右側に親、左側に子供を書きます。

3人で出す場合の連名の書き方

  • 基本的には2人と同じように、右側から目上の人、左側に目下の人を書きます。
  • 会社などの団体の場合、右側から会社名、代表者名、役職を書きます。

4人以上で出す場合の連名の書き方

4人以上の場合は、表書きに全員の名前を書くのは避けます。
代表者名を中央に書き、その左側に「他一同」または「他○名」と書きましょう。

会社や部署など団体で出す場合の名前の書き方

会社や部署など団体で出す場合、どのように名前を書けばいいんでしょうか?

生徒
先生

会社や部署などで出す場合は、代表者名の右側に会社名・部署名を小さく書きましょう。
中袋には、代表者名のみを書きます。

会社や部署など団体で出す場合の名前の書き方例

  • 表書き:株式会社〇〇〇〇 代表取締役社長 山田太郎
  • 中袋:山田太郎

職場の同僚と一緒に香典を出す場合でも、基本的な考え方は変わりません。
ポジションや入社年次、年齢などを基準に順番を決めます。
例えば、部長、課長、係長という形で書いたり、または入社年が古い順や年齢順で書くのも一つの方法ですね。

その他の注意点

そのほかに注意点があれば、教えていただけますか?

生徒
先生

一般的な香典のマナーは覚えておくといいでしょう。
香典袋は白黒または双銀のものを選び、水引は結び切りのものを選びましょう。
香典の金額は奇数にするのが一般的です。

香典を出す際の守るべきマナーは以下の通りです。

  • 香典袋は白黒または双銀のものを選びましょう。
  • 水引は結び切りのものを選びましょう。
  • 金額は奇数にするのが一般的です。
  • 香典袋の表書きは毛筆で丁寧に書きましょう。
  • 誤字脱字がないように注意しましょう。
  • 香典には新札は避けましょう。
  • 香典は袱紗に入れて渡しましょう。
  • 香典を渡す際は、ご遺族に一言お悔やみの言葉を述べましょう。

まとめ

連名で香典を出す場合の、名前の書き方について理解することができました。
香典は故人への敬意を示すものなので、きちんとマナーを守ることが大切ですね。

生徒

香典は故人への供養の気持ちを表す大切なものです。
連名で出す場合は、マナーを守り、相手に失礼にならないよう心がけましょう。
この記事を参考に、正しい書き方で香典を用意し、故人への敬意を表しましょう。

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