寒中見舞いの書き方とマナー:喪中はがきの代わりに出せる?

最終更新日:2024/03/30

喪中の期間と寒中見舞いについて知る: マナーと挨拶のポイント

松の内が過ぎても、まだ寒さが厳しい時期は続きます。
そんな時期に送る挨拶状が「寒中見舞い」です。
年賀状を出し忘れた場合や、相手が喪中の場合にも寒中見舞いを送ることができます。
この記事では、寒中見舞いの書き方とマナーについて詳しく解説します。
また、喪中はがきの代わりに寒中見舞いを送る場合の文例もご紹介します。

寒中見舞いを送ることで、相手への気遣いを伝えることができます。
この記事を参考に、正しいマナーで寒中見舞いを送りましょう。

寒中見舞いの書き方とマナー

年賀状を出しそびれた方や、相手が喪中の場合、新年の挨拶状として「寒中見舞い」を活用できます。
寒中見舞いは冬の寒さを気遣う季節の挨拶状であり、喪中はがきのお礼状としても利用できます。
また、年内に喪中はがきを送ることができなかった場合は、寒中見舞いで喪中の旨を相手に伝えることができます。

この記事では、寒中見舞いの書き方とマナーについて解説します。
喪中はがきの代わりに出す場合の書き方についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

寒中見舞いとは?

喪中はがきを出すのが遅れてしまったので、代わりに寒中見舞いを送ろうと思っています。
しかし、そもそも寒中見舞いについてあまりよく知りません。
詳しく教えていただけますか?

生徒
先生

寒中見舞いは、松の内(1月7日)を過ぎてから立春(2月3日頃)までの間に、相手を気遣う気持ちを伝える冬の挨拶状です。

年賀状を出しそびれた場合や、相手が喪中の場合は、寒中見舞いを送ることで新年の挨拶を代わりに行うことができます。

 寒中見舞いは、松の内(1月7日)を過ぎてから節分(2月3日)までに届くように発送するのがマナーです。

喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出しても良い?

そうなんですね。
それでは、喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出すことはいいのでしょうか?

生徒
先生

はい、寒中見舞いは喪中はがきの代わりに出すことができます。

ただし、新年のお祝いの言葉を伝えるのは避けましょう。
喪中はがきと同様、句読点の使用は避け、簡潔な文章でまとめましょう。

喪中の相手へ寒中見舞いを出す場合

もし、寒中見舞いを出す相手が喪中である場合はどうすればいいですか?

生徒
先生

寒中見舞いはそもそも季節の挨拶として送られるものですので、喪中の方に送っても問題ありません。

年始の挨拶がわりとして喪中の方へ、寒中見舞いを送ることも可能です。
喪中の相手に年賀状は送れませんが、追悼の意味を込めたり近況を伝えたりする目的で活用するとよいでしょう。

寒中見舞いの書き方:喪中はがきの代わりに出す場合

喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出す場合の書き方を教えていただけますか?

生徒
先生

はじめは、「寒中御見舞い申し上げます」の挨拶文からはじめます。
つぎに、「昨年12月に〇〇が〇〇歳にて永眠致しましたため 新年のご挨拶を申し上げるべきところ 喪中につきご挨拶を控えさせていただきました」など、喪中を伝える文章を記載します。

寒中お見舞い申し上げます
昨年12月に〇〇が〇〇歳にて永眠致しましたため
新年のご挨拶を申し上げるべきところ
喪中につきご挨拶を控えさせていただきました
ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げます
本年も何卒よろしくお願いいたします
喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出す場合の文例

以上のような簡潔な文章を記載し、寒中見舞いを送りましょう。

寒中見舞いの書き方:喪中の方へ送る場合

喪中の方へ寒中見舞いを送る場合の書き方も教えてください。

生徒
先生

こちらもはじめは、「寒中お見舞い申し上げます」の挨拶文からはじめます。
つぎに、「御服喪中と伺い年頭の御挨拶はさし控えさせていただきましたが
いかがお過ごしでしょうか」などの文章を記載します。

寒中御見舞い申し上げます
御服喪中と伺い年頭の御挨拶はさし控えさせていただきましたが
いかがお過ごしでしょうか
この度の○○様のご他界を知り大変驚いておりますとともに
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
いましばらくは寒い日も続くかと思いますので
皆様どうかお元気でお過ごしください
喪中の方へ寒中見舞いを送る場合の文例

上記の内容を記載し、喪中の方へ寒中見舞いを送りましょう。
寒中見舞いを送れる期間にはご注意ください。

まとめ

たくさん教えていただきありがとうございました。
今回教わったことを参考に、寒中見舞いを作成してみます。

生徒

寒中見舞いは、相手を気遣う気持ちを伝える冬の挨拶状です。
喪中はがきの代わりに送る場合も、マナーを守って丁寧に書きましょう。

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仏壇の教科書 サイト管理者

作成者: 仏壇の教科書 サイト管理者

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