大切な人とのお別れ:告別式と火葬の流れとマナー・注意点

最終更新日:2024/10/06

大切な人とのお別れ:告別式と火葬の流れとマナー・注意点

大切な人の死は、誰にとっても辛い経験です。
悲しみと同時に、これからどのように葬儀を進めていくのか、戸惑ってしまうこともあるでしょう。
この記事では、告別式と火葬の流れと注意点について解説します。
大切な人とのお別れの時間を少しでもスムーズに、そして心の整理に役立てていただけるよう、必要な情報をまとめました。

告別式と火葬の流れ

大切な人との死は、誰にとっても辛い経験です。
悲しみに暮れる中、告別式や火葬の準備を進めなければなりません。
この記事では、告別式と火葬の流れと注意点について説明します。

告別式の流れ

告別式の流れを教えていただけますか?

生徒
先生

告別式は、故人との最後のお別れをする儀式です。
一般的には以下の流れで行われます。
1.開式
2.読経
3.弔辞・弔電
4.焼香
5.閉式

閉式の後には、お別れの儀と出棺があります。

お別れの儀は、故人と生前の姿で会える最後の機会です。
棺に花を敷き詰め、思い出の品などを詰め込みます。
最後は、釘打ちを行います。
遺体を安全に運ぶために、棺に釘を打ちます。

出棺の際は、棺を霊柩車まで移動させ、火葬場まで運びます。
その際、喪主から遺族代表の挨拶があります。

火葬の流れ

火葬の流れも教えていただけますか?

生徒
先生

火葬は、故人の遺体を灰にする儀式です。
一般的には以下の流れで行われます。
1.火葬場へ到着
2.納めの式
3.火葬
4.骨上げ

告別式の会場から火葬場へ到着した際は、火葬許可証を提出します。
納めの儀では、火葬炉の前に棺を安置し、位牌と遺影を飾ります。
そして、僧侶が読経を行い、参列者は焼香をします。
これが最後のお別れの時間です。
棺を火葬炉に納めたら火葬がはじまります。
だいたい1~2時間程度かかるので、その間参列者は控室などで待機します。
火葬後は、骨上げをします。

家族葬の場合の流れは?

もし家族葬で行う場合、告別式や火葬の流れは異なりますか?

生徒
先生

基本の流れは、先ほど説明した流れと同じです。

故人が亡くなってからは、お通夜・告別式などを経て、自宅での法要に移るのが一般的です。

告別式と火葬に参列する際のマナー:服装・持ち物

告別式と火葬に参列する際、注視すべきマナーは何かありますか?

生徒
先生

服装は特に注意が必要なマナーの一つです。
男女とも黒を基調とした服装を選ぶのがマナーです。
ブラックフォーマルがあれば、そちらを着用すれば問題ありません。
黒は黒でも、光沢のある生地は避けましょう。
アクセサリーは結婚指輪のみにするのが、一般的なマナーです。

告別式や火葬に参列する際、持ち物にも注意が必要です。
必ず持参するものは、以下の通りです。

  • 香典
  • 袱紗
  • 数珠

香典は、故人との関係性によって包む金額が異なります。
故人が祖父母やおじおばの場合は、1~3万円ほど包むことが多いそうです。
袱紗は、ダーク系の色合いのものを選びましょう。
紫やグレー、紺色などが良いですね。
数珠は、宗派によって選ぶものが異なるので、事前に確認しておくと安心です。

告別式と火葬の注意点

そのほかに、注意すべき点はありますか?

生徒
先生

告別式でも火葬でも、携帯電話の電源はオフにしておきましょう。
大きな声で話したり、私語は慎むようにしてください。
また、写真撮影も控えるようにしてください。

また、よっぽどの事情がない限り、遅刻も厳禁です。
集合時間の10分前には到着するようにしましょう。
遺族や参列している方が不快に感じるような言動はしないように、ご注意ください。

最後に

たくさん教えていただき、理解が深まりました。
告別式や火葬の流れなど、しっかり頭に入れておこうと思います。
ありがとうございました。

生徒

告別式と火葬は、大切な人との最後のお別れをする大切な儀式です。
この記事で紹介した流れと注意点を守り、故人を偲ぶ時間にしてください。

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